スペインVSチュニジア
2006年6月21日 エッセイ方やヨーロッパ、方やアフリカのチームではあるのだが、地図をよく見ると地中海を挟んだ対岸で、規模を小さくすると、瀬戸内海を挟んだ山口県と香川県の戦いみたいなもんだ。
チュニジアは前回大会で日本が対戦したため、一躍紹介されることになったのだが、きっと、どんな国だったかなど覚えてる人は少なそう。
僕が、一番、印象に残っているのは、「我々はフェニキア人だ」と言ってたチュニジアの人の言葉。
フェニキアですよ!
フェニキアって言ったら、紀元前700〜800年に地中海行き来してた連中で、発祥は今のシリアあたりらしい。その後、地中海南沿岸(アフリカ)からスペインにかけて、植民してったんだが、本国が、落とされちゃって、結局、今のチュニジアやら、スペインやらに残った。
で、その中で、我こそフェニキア人の直系だと称しているのが、チュニジア人なわけで3000年の歴史を持つ国である。
そもそも古い地図見ると、このチェニジアと隣のリビア辺りのことをアフリカと言ったみたい。っで、いつの間にか大陸全体の名称に。
そんな訳でスペインとチュニジアは親戚みたいなもんだし、(カルタゴ帝国の名の下、スペインが支配下にあったこともある)同じイスラム帝国下にあったんだが、スペインの方は、中世の頃にはすっかりキリスト教化、ヨーロッパ化していく。
地理的には、チュニジアはイタリアの方が近いんだが、歴史的には圧倒的にスペインとの関係が深いってことだ。
ところで、スペイン北部とフランスの国境地帯にバスク地方と呼ばれる場所がある。
実は、ゴルゴ13で、この地方のテロ組織の話が出るまであまりよく知らなかったんだが、ここでは、バスク語と呼ばれる、系統不明の言語が話されているらしい。だいたい、歴史の表舞台に出てきたことが全くない。
当然、民族運動の温床となるし、また、スペインのフランコ軍事独裁政権の頃、相当弾圧されたらしい。
フランシスコ・ザビエルやら、ボレロで有名なラヴェルがバスク人らしい。今回、スペイン代表で活躍するシャビが現在の「バスクの星」。
世界には知らないことがたくさんだ。
チュニジアは前回大会で日本が対戦したため、一躍紹介されることになったのだが、きっと、どんな国だったかなど覚えてる人は少なそう。
僕が、一番、印象に残っているのは、「我々はフェニキア人だ」と言ってたチュニジアの人の言葉。
フェニキアですよ!
フェニキアって言ったら、紀元前700〜800年に地中海行き来してた連中で、発祥は今のシリアあたりらしい。その後、地中海南沿岸(アフリカ)からスペインにかけて、植民してったんだが、本国が、落とされちゃって、結局、今のチュニジアやら、スペインやらに残った。
で、その中で、我こそフェニキア人の直系だと称しているのが、チュニジア人なわけで3000年の歴史を持つ国である。
そもそも古い地図見ると、このチェニジアと隣のリビア辺りのことをアフリカと言ったみたい。っで、いつの間にか大陸全体の名称に。
そんな訳でスペインとチュニジアは親戚みたいなもんだし、(カルタゴ帝国の名の下、スペインが支配下にあったこともある)同じイスラム帝国下にあったんだが、スペインの方は、中世の頃にはすっかりキリスト教化、ヨーロッパ化していく。
地理的には、チュニジアはイタリアの方が近いんだが、歴史的には圧倒的にスペインとの関係が深いってことだ。
ところで、スペイン北部とフランスの国境地帯にバスク地方と呼ばれる場所がある。
実は、ゴルゴ13で、この地方のテロ組織の話が出るまであまりよく知らなかったんだが、ここでは、バスク語と呼ばれる、系統不明の言語が話されているらしい。だいたい、歴史の表舞台に出てきたことが全くない。
当然、民族運動の温床となるし、また、スペインのフランコ軍事独裁政権の頃、相当弾圧されたらしい。
フランシスコ・ザビエルやら、ボレロで有名なラヴェルがバスク人らしい。今回、スペイン代表で活躍するシャビが現在の「バスクの星」。
世界には知らないことがたくさんだ。
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