仕事柄もあって、この辺のシリーズを一回は見ることにしてる。

いきなり、ひどいなと思ったのが、オープニングの主題歌。
映像とは全く無関係で作られているようで、きっかけが何一つ合っていず、完全に浮いてる。通常のプロの仕事なら、映像のきっかけのタイムチャートで、フレーム単位で、曲構成を作れるのだが、単に、曲を作っただけ。

映像側の責任ではないと思ったのは、エンディングで、その日のハイライトシーンをつなげたものが、ほぼ、曲の展開に合わせてシーンを切り替えているから。

主題歌と映像がマッチした印象的な番組は、みな、たくさん記憶があると思うが、全然合っていないと、どんなに変なものか、この番組を見てみると分かる。

内容で、ひどく気にかかったのが、憎しみの連鎖の物語。まるで、テロリストの心情を描いているような話だ。先日、TVゲームについて興味深いデータが出た。大量殲滅のゲームより、ヒーローになぞらえて、正義の御旗の元に戦うゲームをした子供達の方が、より攻撃的になると言うデータ。

いかなる争いも正義と大義をもって行なわれる。正義がいかにまやかしなものかは、ゴルゴ13に詳しい。

TVの話が出たついでだが、昨日、日テレのワイドショーで、駅伝の手前味噌ニュースをやっていた。いかに盛り上がったかや、視聴率が高かったかなどを、誇らしげに話しているのだが、裏で問題のあった、順天堂大の話は、一切触れずじまい。そのすぐ後に、NHKの問題を取り上げていたんだが、自分たちのことをまず、しっかり報道しろと言いたかった。

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